長雨の候、仕事や私生活の中で何かと不便を感じる事も多いですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は以下の実績現場の壁面緑化状況を調査してきました。

◆工 事 名  国道480号線工事
◆施工場所 和歌山県伊都郡高野町高野山地内
◆施工時期 平成24年9月着工
◆製 品 名  鋼製スリットウォール網型 
◆施工規模 壁面積355屐な氷13.5m
◆壁面仕様 緑化仕様 ※種子なし(マット・肥料のみ)

鋼製スリットウォール工法は、下図の通り壁面と盛土の間にあるバックマットに
種子や肥料を配合した「植生マット」を使用する事で壁面を緑化させる構造ですが、

当現場は世界遺産である霊峰あらたかな高野山の裾野にあり、
環境や景観面保護の目的で、緑化は現地在来種のみとの制約があるため
種子を配合しないバックマットを採用し、現地に飛来する種子を定着させる仕様としました。

◆当現場はこの土羽の一番下に位置します


◆正面右側から確認した壁面緑化状況

現地の景観にとても良い具合に溶け込んでおり、順調な緑化状況が確認出来ました。
・・でも、どこがスリットウォールの壁面なのか分かりにくいですよね・・・^^;
そこで、次の写真をご覧下さい。

◆赤線内が鋼製壁面部(植生マット敷設部)です


◆正面左側より


当現場は
◆バックマットの種子配合なし
◆3分勾配擁壁(直壁〜3分勾配擁壁は壁面緑化に良い条件では無い)
◆日照条件が厳しい(現地はすり鉢状の下端部であるため日照時間が短い)

という現場条件を考慮すると、
わずか約2年半の間に在来植物がここまで定着しているのは、期待以上の結果です。

今後も一層緑化が進み、スリットウォールはあと1〜2年もすれば現地の緑ですっかり覆いつくされてしまうことでしょう。

自然との調和と共生を守りつつ多様な環境に対応可能な「鋼製スリットウォール工法」のご採用を、何卒宜しくお願いいたします。
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